この度は
【birdy STD × カスタム】
と題しまして
個性的なハンドル装備による、
ゆったりとしたツーリングbirdyが出来上がりました。
車体前方から
車体後方から
【Veno】
~メトロポイントハンドルバー~
特徴的なハンドルバーを正面から
このハンドルバーの最大の特徴は
ステムのハンドルクランプの中心と
左右横方向同一線上にグリップの握り中心が来るところ。
その絶妙な距離感からある程度の前傾姿勢と
スピードでも安定したハンドルコントロールが得られ、
しかもハンドルポジションを回転させても
同一線上の中心ポイントは変わらず、その安定感が失われません。
ハンドルを握る部分の選択肢を格段に増やすことができます。
加えて握り部分がフラットハンドルバーの「横向き」と異なり
ブルホーンやSTIドロップなどと同様の「縦向き」になることで
腕を伸ばした状態から手首を捻ること無く、
自然体でハンドルを操作することが可能となります。
今回は「ブレーキレバー」と
「変速レバー」を」搭載することによって
グリップスペースが狭くなってしまった為に
スペースの確保する必要が発生いたしました。
そこで
「グリップ内部に硬質素材が入っている(軸入り)」
かつ
「ハンドルバーの内側で固定できる(ステム側ロックオンタイプ)」
であることを基準にグリップを選択して
短くなったハンドルバーを延長いたしております。
上下に湾曲させたグリップ部に至るまでの形状は
路面からの振動を吸収させる働きを生み出します。
好みによって上下逆にセッティングする事も可能で、
軽快な通勤バイクへのセットにもピッタリな実用性も持ち合わせる、
自由度の高い走行フィーリングをもたらすハンドルバーです。
各種ケーブルはハンドル交換に合わせて
【NISSEN】
~ステンレスアウターシリーズ~
の中からクリアブラウンをセレクトいたしております。
「ケーブル長を短くして、操作性(反応)を向上させる」
「ハンドル側ケーブル付け根の負担を減らして破損を防ぐ」
ことを目的として
各種ケーブルの根本にはケーブルガイドの
【HIRAME】
~バナナ~
を装着いたしております。
装着タイヤは
【SCHWALBE】
~ビリーボンカーズ~
タイヤ側面のブラウンカラーが
今回のbirdy STDサテンメタルグレーベースの
カスタムにピッタリマッチいたしております。
タイヤのクッション性が大幅に向上したことによって
乗車姿勢がより地面に垂直に近くなる姿勢、
アップライトポジションに近くなっても
路面の凹凸を吸収したマイルドな走り心地が得られます。
タイヤ直径が20インチ(406)規格に近づく、
タイヤ自体が大径化されたことによって
スピードの維持が楽になった点も高ポイントです。
折りたたんだ状態はこちらの通り
車体側面、左側から
車体側面、右側から
車体後部から
あのトリッキーなデザインのハンドルバーが
車体にピッタリとフィットしております。
折り畳みのポイントとは
左側グリップをホイールのスポークの隙間、
かつディスクローターに触れない位置で固定を行う部分です。
ゴム製かつバーエンドに金属素材を使用していないグリップであるため、
折り畳みの際にも金属同士の接触による傷の心配が少なくなります。
これらはbirdyシリーズ
birdy STD、GT、TOURING、Rなどにある
ハンドルバーの高さ調節機能(可変ステム)
の応用となっております。
タイヤが太く大径化されたことによって発生する
折り畳み状態での接地、安定性が損なわれる症状を解決するために
【サイクルハウスしぶやオリジナル】
~birdy用ロングシートピラーエンドキャップ~
を装着いたしております。
これによって車体の安定性の向上と、
前サスペンションの保護が両立できます。
車体全体がどこかノスタルジックな雰囲気を纏う。
それでいて機能美と造形美が両立された
素敵なツーリング仕様birdyに仕上がりました。
この度のカスタムをご注文いただきました
オーナー様へこの場も借りて心よりお礼申し上げます。
今回行ったカスタム以外、
この先にもbirdyにはまだまだ拡張の余地がございます。
当店のアフターメンテナンスサポートと合わせて
お気づきの点などございましたらお気軽にお申し付けくださいませ。
この先も末永くbirdyをお楽しみ頂けましたら幸いでございます。
新車購入、車体修理、カスタムなどのご相談は
車体をお持込みの上、お気軽にご操舵人くださいませ。