今回ご紹介するのは、birdyの中でも特別な存在である
限定モデル「birdy Titanium」をベースとしたカスタム車両。
それだけでも十分に特別な一台ですが、今回はその希少性を活かしながら、
走行性能と機能性をさらに引き上げるカスタムを施しました。
今回インストールした主なパーツは、
・Schlumpf Speed Drive + 32Tチェーンリング
・Multi-S G5 Plus Front Oil SUS TITANIUM -JP LIMITED-
・Hubsmith HUMBIRD CS406 Ti 10th Anniversary Limited Edition
・YBN カーボンパターンチェーン
希少なbirdy Titaniumに、フロント内装2速、限定チタンサスペンション、
世界100セット限定のカーボンホイール。
さらにチェーンまで含めて、機能と素材、デザインを一台の中で繋げました。

今回のベースとなったのは、birdyの歴史の中でも非常に珍しいbirdy Titanium。
通常のアルミ製birdyとは異なり、チタンを使用した特別仕様です。
チタンならではの独特な金属の質感と存在感。
そして生産数自体も限られているため、現在では実車を見る機会も非常に少ない希少なモデルとなっています。
もちろん、このような希少な車体をオリジナルの状態で大切に乗り続けるのもひとつの楽しみ方。
しかし今回は、
「特別なbirdyだからこそ、さらに特別な一台へ。」
車体が持つキャラクターを活かしながら、機能と素材を積み重ねていきます。

Schlumpf Speed Drive|32Tから約53T相当へ
今回のカスタムで大きなポイントとなるのが、Schlumpf Speed Drive。
BB部分に変速機構を内蔵し、
DIRECT:1:1
OVERDRIVE:1:1.65
の2つのギア比を使い分けることができる、非常にユニークなドライブシステムです。
そして今回、オーナー様が選択したチェーンリングは32T。
通常時は32Tそのままの軽いギアを使用でき、
Speed Driveを切り替えると、
32T × 1.65 = 52.8T
ギア比上では約53T相当のチェーンリングとして使用できます。
つまり今回のセッティングは、
単純に高速域を伸ばすだけのSpeed Driveではありません。
登り坂やストップ&ゴーでは32Tの軽さを活かし、
速度を乗せたい場面では約53T相当へ。
「32Tの軽さ」と「53Tクラスの巡航性能」を、一枚のチェーンリングで両立する。
大径チェーンリングを装着して高速側へ振る方法とは異なる、
Speed Driveならではの使い方です。
さらに変速操作も独特。
クランク軸左右に配置されたシフトボタンを踵で操作することで変速するため、
フロントディレイラーやハンドル側のシフターを追加する必要がありません。
コンパクトな32Tチェーンリングでbirdy Titaniumの
すっきりとしたシルエットを保ちながら、必要なギアレンジはしっかり確保。
見た目は32T。踏めば約53T。
今回の一台を象徴するカスタムのひとつです。
Multi-S G5 Plus TITANIUM -JP LIMITED-
フロントサスペンションには、
Multi-S G5 Plus Front Oil SUS TITANIUM -JP LIMITED-をインストール。
G5 Plusをベースに、ボディへチタンを採用した日本限定仕様です。
さらにJP LIMITEDを象徴する富士山の刻印入り。
日本国内ではサイクルハウスしぶやのみで取り扱ったスペシャルモデルです。
G5 Plusはオイルダンパーとスプリングを
組み合わせることで、路面からの入力をコントロール。
プリロード調整も可能なため、ライダーの体重や
走り方に合わせたセッティングができます。
birdyの特徴でもあるフロントサスペンションをアップデートしながら、
素材という部分でもbirdy Titaniumとの統一感を持たせています。

Hubsmith HUMBIRD CS406 Ti
足元には、Hubsmith創立10周年を記念して製作された、
世界100セット限定のbirdy専用20インチカーボンホイールです。
38mmハイトの3Kカーボンリムに、チタン製フリーボディ&QRアクスルを採用。
さらにハブ内部にはCeramicSpeed製セラミックベアリングを
前後合計6個搭載しています。
カーボン、チタン、CeramicSpeed。
走行性能はもちろん、今回のbirdy Titaniumというベース車両との
相性まで含めて選ばれた、スペシャルな足回りです。

YBN カーボンパターンチェーン|奇跡のマリアージュ
そして駆動系の仕上げには、YBNのカーボンパターンチェーンをON。
チェーンプレートに施されたカーボンパターンが、
Hubsmithの3Kカーボンホイールと驚くほどマッチしました。
これはもう、
カーボンホイール × カーボンパターンチェーンの“奇跡のマリアージュ”。
ホイールという大きな面で見せるカーボン。
そして駆動系の細かな部分に入るカーボンパターン。
離れた位置にある二つのパーツですが、車体全体で見るとしっかりリンクしています。
チタンだけでまとめるのではなく、そこへカーボンという異素材を組み合わせることで、車体全体の印象もさらに引き締まりました。
性能を求めてパーツを選んだ結果、デザインまで偶然バチッと決まる。
こういう“奇跡のマリアージュ”も、カスタムの面白いところです。
Titanium × Carbon × Speed Drive
こうして完成した今回のbirdy。
ベースは、希少なbirdy Titanium。
そこへ、
Schlumpf Speed Drive
32Tから約53T相当までを使い分ける、フロント内装2速。
Multi-S G5 Plus TITANIUM -JP LIMITED-
チタンボディを採用した日本限定フロントオイルサスペンション。
Hubsmith HUMBIRD CS406 Ti 10th Anniversary Limited Edition
世界100セット限定、3Kカーボン・チタン・CeramicSpeedを組み合わせたbirdy専用ホイール。
そして、
YBN カーボンパターンチェーン。
今回のカスタムは、ただ希少なパーツを集めたものではありません。
Speed Driveはギアレンジ。
Multi-Sはサスペンション。
Hubsmithは足回り。
YBNは駆動系とデザイン。
それぞれ違う役割を持ちながら、一台のbirdyとして繋がっています。
Titanium × Carbon × Mechanical.
チタンという素材の魅力。
カーボンの軽快さと存在感。
そしてSpeed Driveという独創的なメカニズム。
素材、機構、デザイン。
そのすべてをbirdy Titaniumという特別な一台へ落とし込みました。
特別な車体だからこそ、自分だけの一台へ。
birdy Titaniumのような希少なモデルなら、
「なるべくオリジナルの状態を残して乗りたい」
という楽しみ方もあります。
もちろん、それも正解。
でも、
特別な車体だからこそ、さらに自分だけの一台へ仕上げる。
そんな楽しみ方ができるのも、birdyという自転車の魅力です。
折りたためる。
よく走る。
そして、パーツを変えることで乗り味もスタイルも大きく変化する。
希少なTitaniumモデルを「保存する」のではなく、さらに走る一台へ。
今回のbirdy Titaniumは、birdyが持つカスタマイズの可能性を
存分に詰め込んだ一台に仕上がりました。
当店ではbirdy・BD-1をはじめとしたフォールディングバイク/ミニベロのカスタマイズを承っております。
今回ご紹介したSpeed Driveのインストールをはじめ、サスペンション、ホイール、駆動系など、ご希望や用途に合わせたカスタマイズをご提案いたします。
「もっと走れるbirdyにしたい」
「他にはない、自分だけのbirdyを作りたい」
そんなご相談もぜひお気軽にお問い合わせください。
