【Brompton × カラーオーダー】
と題しまして今回ご紹介させていただくのは
空色の艶無し塗装カラーオーダーBrompton
となっております。
元となったカラーは来年ブラックエディションで復活予定の
「フレイムラッカー」
日常使用、通勤利用によって
フレーム塗装が褪せてきたと、
フレームの傷からの錆が目立ってきたことから
この度、オーナー様にリフレッシュアイデアとして
「KADOWAKI コーティング」
によるフレームの再塗装をご相談いただきました。
限定バッグの迷彩とのコントラストが美しいです。
いつもの「キャンパス」を前に
車体側面から
日の光が意図せず綺麗に差し込んだ
車体前方から
日陰に入って表情が変化した
車体後方から
Bromptonフレームの再塗装には
カラーオーダーがパッケージ化されている
birdy、Carry Meとは異なり
下記の手順を踏む必要がございます。
【フレームの完全分解作業】
↓
【フレーム塗装の剥離作業】
↓
【剥離フレームの再塗装作業】
↓
【塗装フレームの再組立て作業】
前半の「分解」と「剥離」の作業が
birdyなどのパッケージオーダーには無い部分となります。
「分解」の工程ではフレーム、ステムのヒンジ軸ピンまで
完全に分解を行いまして
一度フレームを鉄の塊のみの状態にします。
塗装カラーによって
組み上げの際に要する作業が異なってきます。
カドワキコーティングさんで
塗装いただく際に大きな部分は
マスキング処理をいただいておりますが
クリアコートが分厚いカラーは
ヒンジ周りの部品同士が噛み合う部分や
エンド(ホイール軸の受け側)を
必要に応じてやすり掛けなどで
不要な塗装部分の除去を行います。
ヘッドやBB周辺の面の取り直しも同様です。
組み上げ後により快適な状態を作る為、
あの手、この手を駆使致します。
この度オーダーいただいた塗装は
「艶無し」マット塗装であった為、
作業中の油分や汚れが目立ちやすく
細心の注意を払い、各部に必要に応じて
病的な保護を施しての作業となりました。
こうした塗装フレームの組み上げ作業は
私共、店頭作業員の腕の見せ所であり、
組み上げ作業時の醍醐味でもございます。
前述の作業の甲斐ありご覧の通り。
フレームステッカーはオーナー様こだわりの
現行モデル用ではないクラシックデザイン
お持込みアイテムとなっております。
日の光を浴びて出来るフレームの陰影を観ると
作業員としても感慨深いものがございます。
この度のオーナー様は
ご家族でBromptonをご愛用頂いており、
今回の塗装Bromptonもゆくゆくはお子さんへ
譲り渡されるおつもりであるとか
オーナー様
改めて、この度は当店の
Bromptonカラーオーダーサービスを
ご利用いただき重ねてお礼申し上げます。
ベースとなったBromptonも
当店で納車させていただいたものでございますので
カラーが変わったこの先も変わらず、
当店の納車後の点検、整備サポートを
ご利用いただき、末永くご家族皆様で
Bromptonをお楽しみいただければと存じます。
Bromptonを始めとして
birdy、Tartaruga、Tyrell、Carry Meなど
折りたたみ小径自転車について
お気づきの点などございましたら
お気軽に車体と一緒に
サイクルハウスしぶやへ
遊びにいらしていただけますと幸いです。
現在、当店では年内最大最後の
キャンペーンを開催中でございまして
当店のクリスマスはもう少しだけ続きます。