10万円以下で軽量、かつ3段変速で
そこそこの距離の走行が可能(先日尾道→今治間を走破された方がいたため諸説あり)
カスタムパーツも増えてきており取り回しの良さでも人気なのがDAHON K3です。
本日は
以前ブログでご紹介させていただきましたが
今回は最近よくお問合せをいただくリム割れ→ホイール組についてのご案内です。
リムとは
自転車の車輪を形作る為の淵、外周の環状部分
ですがこちらも消耗品となりますので
段差を乗り上げたり、空気圧が少ない状態で走行したりすると割れてしまいます。
(適性空気圧を超えて充填してしまうと割れる事例もあるようです)
リムが割れ、ブレーキシューに接触して車輪が回らない状態
タイヤ径の小さな小径自転車は
車輪の回転数が多く、16・18・20インチと比較すると
大きな負担がかかっております。
今回のオーナー様もリムが割れてしまい補修の依頼をいただいたのですが
メーカー純正ホイールセットが長期欠品しているため
DAHON K3のフロントホイールをばらし、リアホイールのハブを流用して
1から後輪ホイールを組み直す方法を採用させていただきました。
通常よりもコストがかかりますが、納期を優先されるお客様や
同様の事例でお困りの方の一助になれば幸いです。
①純正ホイールをばらす
まずは入荷したてのフロントホイールをばらします。
まさかフロントホイールもバラされて
リアホイールになるなんて想像していなかったでしょう。
②破断したリアホイールをばらす
破断したリアホイールをばらし、適正な長さのスポーク長を用意します。
当店では粘度の強いスポークを使用するため、
通販やお持ち込み車体でよくあるスポーク折れのリスクが軽減されます。
③ホイールを編む
縦ブレ・横振れをしっかりとって完成です。
14インチは縦ブレとの戦い・・・
作業工賃の中には下記内容が含まれます。
・タイヤ、ホイールの脱着
・スポーク、ニップのカット
・ホイール組
・振れ取り
自転購入と他店購入(お持ち込み車体)で
明確に作業工賃を差別化しております。
今後K3ご購入をご検討しているお客様はこの辺りも含めてご一考ください。
皆様のお問い合わせ、ご来店お待ちしております。