【BD-1 × カスタム】
と題しまして本日、ご紹介いたしますのは
約10年。長年の愛車を消耗品類を交換しつつ
現在のオーナー様のお好みに合わせて
カスタマイズさせていただきました。
ベース車は過去モデル
【BD-1 カプレオ】
に20インチ化と前2段変速化を行った
ゴリゴリのロングライド仕様でした。
今回は消耗したギア周り、
販売終了となった「shimano カプレオ」から
部品互換を現状で入手のしやすい物へと変更する為と
ブレーキングによって消耗したリムを交換する為に
1から前後ホイールの組み上げ作業をさせていただいております。
今回、セレクトいただいたリムは
【FAXSON】
のものとなっております。
今回はゆくゆく、先々、万が一。
無いに越したことはない。
あまり考えたくない要素ではございますが
メインフレームなどの時間経過によって発生する
車体の消耗による乗り換え時に、
より現行型のbirdyへの適正を得られるように
リムブレーキだけでなく前後ハブをbirdy互換の
ディスクブレーキ対応の物をご提案させていただいております。
勿論、ホイールを組み上げる際にも
ディスクブレーキの使用時の負荷を考えた
組み方をさせていただいております。
終売となって久しい
「shimano カプレオ」
トップ9T(一番重いギアの歯の数が9T)という
標準(トップ11T)と異なるパワフルなギアデザインは
販売当時、小径自転車の走行性能を底上げに大いに
革命をもたらしてくれました。
しかし、このトップ9Tを実現する尖ったデザインは
標準仕様のギアたちとの互換が無いという側面もあります。
長年の使用によって消耗したギアを
今回は一新されるということで
【shimano 105 R7000】
を組み込みさせていただきました。
長くBD-1をお楽しみいただく中、
オーナー様の「走り方」の好みにも変化がございましたようで
カスタム前、カプレオ装着時の
「重いギアを筋力、体力で踏み込みながら加速していく」
というスタイルから
「軽すぎず、重すぎずな疲れづらいギアを回し続ける」
という省エネなスタイルへと変化いたしております。
オーナー様曰く、
「前ギア2段の幅広い選択肢、対応力は魅力であったが
いかんせん、消耗してきてからは
変速時のチェーン外れに悩まされていた」
とのことです。
今回は前ギアをシングルに変更する際に
birdy、CarryMeの日本公式代理店
株式会社ファビタ
Pacific cycles Japan 事業部発信ブランド
【MELLOWS UNITED】
~PEACE KEEPER チェーンリング~
セレクトいただきました。
分厚い歯と薄い歯が交互に並ぶ、
ナローワイド型のチェーンリングは
チェーンの保持力が非常に高く、
ギア系のカスタムにも相性が非常に良いです。
ギア数は52Tと54Tからお選びいただけます。
先述の「回転系」のペアリングに合わせて
今回は52Tを組み込みました。
当店には下記のように
別注カラーもございますので
お客様の車体に合わせてご選択いただけます。
今回のカスタムも部品調達から
実作業までにお時間を要しまして
スケジュールにご理解、
ご協力いただき誠にありがとうございました。
過去のフロントダブル系のカスタムから
今回のさらなる仕様変更カスタムと
当店カスタムサービスをご愛用いただき重ねてお礼申し上げます。
今後もカスタムBD-1の
アフターサポートをさせていただきますので
お気軽にお声をかけてください。
今後ともサイクルハウスしぶやを
何卒よろしくお願いいたします。