【Birdyシリーズ × クランク系カスタム】クランクや前チェーンリングのカスタムや修理、部品選択の際のアレコレの種明かし
fotor_1641519919384.jpg


さて、今回ご紹介いたしますのは
【birdyシリーズ × クランク系カスタム】
と題しまして
クランクや前チェーンリングのカスタムや修理、
部品選択の際のアレコレの種明かしとなります。

種明かしをうたっておりますが
当店では修理、カスタムともに車体それぞれに合わせて
店頭スタッフにより適宜作業をさせていただいておりますので
原則としてお客様がご自身で行われる作業への
情報提供をお承りすることは出来かねます。

その為、このブログの作業方法の詳細に関する
個別のお問い合わせ関してお答えすることは出来かねます。

それはご紹介させていただく作業方法によって
お客様がご自身で作業をされる場合の
部品破損や事故に関して当店では一切の
責任を負うことが出来かねる為となります。
何卒予めご了承願います。

「作業場ではこんなことを考慮しながら
自転車が組まれているんだな~」
「カスタム部品選ぶときにこんなこと考えるんや~」
と話半分にお楽しみいただけますと幸いです♪


birdyシリーズのカスタム、修理作業で
「クランクセット」、「前チェーンリング」の交換を行う際には
以下の点について注意をする必要がございます。

fotor_1641442757634.jpg
【「クランクセット」のクランク本体、
軸側の形状について】

birdyシリーズのクランクは
後フレーム(後リアスイングアーム)の折り畳みの際の
クランクの干渉を防ぐ為に
クランク軸側(※上記画像)の部位の形状が重要となります。

こちらの軸の形状が円形に近いほど、
折り畳みの際の後フレームへの接触、
傷つきの防止に効果が大きくなります。

また後フレーム折り畳み時に余分なスペースを必要としない為に
折りたたんだ状態が小さく収まりやすく、
なおかつ折りたたんだ状態での安定性が向上しやすくなります。
クランクセット変更の際の部品選択の一助となりますと幸いです。

※2022年現行のShimanoクランクの上位モデルによく見られる
角張った形状は上記の接触などが起こりやすい為、
 組付け自体を行ったとしても折り畳みには
どうしてもしこりが残りやすくなる印象です。
※
過去Shimano SORA R3000クランクの組み込み事例より。

fotor_1641442899922.jpg
【「前チェーンリング」組み換え時の
「チェーンライン」について】

birdyシリーズのチェーンラインは
後ギアがロー側(車体の対して内側)に向かうにつれて
角度が急になっていきます。(上記画像)

  それによって走行時、下記の症状が発生しやすくなります。
 ★
ロー側に近いギアを使用する際、
ペダリング時にはチェーンの駆動音が若干大きくなります。
 ★
「前チェーンリングガード」をチェーンリングの両側に装着しない状態で
  ロー側に近いギアに変速を行っていくと
前チェーンリングからのチェーン落ちが発生しやすくなります。
  対策として「前チェーンリングガード」を使用しない場合は
「ナローワイドタイプ」の前チェーンリング(※mellows Unitedなど)の
部品選択が有効な対策の一つとなります。
参考ブログ

★
「前2段用、前3段用チェーンリングセット」等の
前多段ギアモデルの
インナーリング(内側の直径の小さい歯車)を取り外して、
アウターリング(外側の直径の大きい歯車)のみで
使用される場合は特に前チェーンリングからの
チェーンの脱落が発生しやすくなる為、推奨できかねます。

※
これは多段ギアの変速動作をスムーズにする為に
リングの歯自体に意図的にチェーンが落ちやすくなるよう、
 変速の起点となる切り欠きが設けられているためです。

 この切り欠きは非常に優秀でございまして、
仮に両側をチェーンリングガードで覆ったとしても
 ガードを押し広げながらの内側へチェーンが落ちやすくなる為、
対策としては有効であるとは言い難くなります。
★
使用するクランクセットの
機種によってはチェーンラインの調整のために、
  「birdy Classicの
スクエアテーパータイプのBBならば
軸長の異なるBBへの交換を行う。」
  
「birdy Airなどの
ホローテックタイプのBBならば
チェーンリングの取り付け位置や
BBの組付け位置の調整を行う。」

  などの追加作業を必要とする場合がございます。
  「birdy AirなどのホローテックタイプのBB」は特に
車体と機種の個体差などによって
フレーム自体の加工を必要とする場合もございます。
  
※
【例】
後部スプロケット、ロー側32Tに
前チェーンリング60Tを組み合わせる場合

  チェーンリングそのものの選び方(ナローワイドタイプ)や
両側リングガードの使用、
チェーンリングの組付け位置
=チェーンラインの調整が重要となります。

fotor_1641442938006.jpg
【「前チェーンリング」組み換え時の
後フレームへのチェーンへの接触について】

前チェーンリングを大径化するカスタムを行う場合、
上記画像のようにチェーンの上部が
後フレームの下部(内側)に接触を起こす場合がございます。
これは後部スプロケットのローギア(内側の直径の大きい歯車)を
使用する際に発生しやすくなります。

   その為、birdyシリーズのカスタムにおいて
  「登坂に強くするために後部ローギアの大径化して
軽いギアの選択肢を増やしたい。」

  「平地で加速するために前チェーンリングを大径化して
重いギアを踏めるようにしたい。」

  というカスタムを行う場合には上記のように
チェーンの後フレームへの接触に注意をする必要がございます。

  それらを踏まえると
「登坂、平地どちらにも強くするために
後部ローギアの大径化して、
かつ前チェーンリングも大径化する」
というカスタムは
birdyシリーズをベースとする場合、非常に困難となります。

  結論としてbirdyシリーズをベースに
ギアの歯数系のカスタムを行う際には、
  「登坂のために後部ローギアの大径化を突き詰める場合には
同時に前チェーンリングの小径化も行う。」

  「平地のために前チェーンリングを大径化を突き詰めるには
同時に後部スプロケットローギアの小径化も行う。」

  というように
自然とどちらかに特化した仕様が有効となります。

※
例
後部スプロケット、ロー側32Tに
前チェーンリング60Tを組み合わせる場合

   前チェーンリングから後部への
チェーンの通り道を確認しながら
   後部スプロケットのロー側を3
0T、28T、25Tなどと適宜
部品選択を行うことが重要となります。

本日のご紹介は以上となります。
birdyシリーズ系のカスタムは
シンプルな部品の交換作業に見えて
独創的なフレームデザインを加味した注意事項や
当然部品交換後の折りたたみの可否、影響を考慮した
部品選択が非常に重要となります。

このあたりのさらなる詳細は
これまで当店に頂戴したカスタムオーダーによって
現場で叩き上げられました現役のスタッフが
店頭でお客様の車体それぞれに合わせて
ご提案をさせていただいております。 
birdyカスタムをご検討のお客様は
是非お気軽にお店に遊びにいらしてください
ご来店心よりお待ちいたしております ♪

折りたたみ自転車&電動アシストミニベロ専門店》
サイクルハウスしぶやお花茶屋店
住所: 東京都葛飾区お花茶屋1-26-2
メールアドレス: toiawase@cycleshibuya.com
----------------------------------------
営業時間10:00~19:00
定休日:火・水曜日
----------------------------------------
Birdyカスタマイズ, Birdy情報