【birdy ×  How to】Multi-S Multi Purpose Ezy Carry の組み付け方法のご案内。
【birdy × カスタム How to】
と題しまして
本日は

【Multi-S】
~Multi Purpose Ezy Carry~

の組み付け方法のご案内となります。

今回のブログはbirdy正規販売店様向けの
作業マニュアル的な内容となっておりますので

「こんなかんじでカスタムアイテムが
組み付けられているんだ~」
と世間話の種にでもしていただけますと幸いです。

当店以外での組み付けを行われる際には
必ず、birdyについて熟知した
birdy正規取り扱い販売店さんへご相談ください。

お客様ご自身で行われた作業による
部品破損、紛失につきましては
当店では責任を負うことが出来かねます。
また
当店ではカスタム作業に際しては
お客様より作業工賃とお時間をいただいて
車種、個体差に合わせて
組み付け作業をさせていただいております。
お客様ご自身で行われる修理、カスタムなどの
いかなる作業への情報の御提供は出来かねます。
何卒予めご了承ください。
「Multi Purpose Ezy Carry」

キット内、同梱品一覧となります。

2023年5月時点で組み付け実績があるのは
「現行第3世代型birdyモノコックリアフレーム」
のみとなります。

birdy本体を作業台にかけて
リアフレームが車体からぶら下がった状態を作り、
リアフレームからリアエラストマ(樹脂サスペンション)を
取り外しを行ってください。

組み付け軸が共回りしてしまう際には
エラストマ内部ボルト(黄色矢印)へ工具をかけていただくと
スムーズに取り外しを行うことが可能となります。
「元々装着されていたボルト」
には樹脂スペーサーなどが組み付けられておりますので
図のように分解を行い、
「元々装着されていたボルト」
よりも全長の長いキットに同梱された
新しいボルトへ必ず交換を行ってください。

「元々装着されていたボルト」
では軸長が足らず、組み付け後の固定力が不十分となります。
オーダー塗装や車体個体差によって
キット同梱ボルトの全長が不足する場合には
誠に恐れ入りますが組み付け作業を行われる
軸長の長いボルトを別途ご用意願います。
エラストマを外したリアフレームは
必ず、埃や汚れの無いように
クリーニングを行ってください。
組み付け部位に異物が残ることによる
部品の消耗や固定力の低下を予防となります。

クリーニングが済んだら
キット内の樹脂ブッシュを図の穴に、
リアフレームの左右両側から
必ずまっすぐ、
一番奥まで隙間なく差し込んでください。

差し込み作業の際、樹脂ブッシュが差し込みにくい場合には
別途、円筒状のガイドやベアリング圧入工具をご使用いただき、
樹脂ブッシュの破損や変形の予防にご協力ください。

組み込んだ樹脂ブッシュの穴部分に穴を重ねるように
メインとなる台座部品を差し込み、
キット同梱のボルトで固定を行ってください。

この時、黄色〇印のナイロンナットのナイロンロック部分が
確実にボルト軸をとらえるように必要に応じてスペーサーを
取り除くなどの調整を行ってください。

今回はbirdy airへの組み付けということで
リアブレーキケーブルに接触する部分を
角の無いボルトの円形部分する目的から
車体の左側からボルトの差し込みを行っております。

この固定ボルトを差し込む向きは
車体仕様、個体差に合わせて組み付けを行うショップさん側で
調整をご協力ください。。

組み付けを行った台座部品に
さらに図の円筒型の台座延長部品の組み付けを行います。
固定力の補強の為に必ずネジ山部分には
図の中強度ロックタイトを塗布してください。

塗布が終わったら円筒型の台座延長部品にある工具穴を使用して
ゆっくりと確実にメイン台座への固定を行ってください。

今回、ご紹介させていただいております
組み付けはキット内部品のみを使用した方法となります。
しかし台座の形状から推察いただける通り、
この組み付け部位はおりたたんだbirdyの転がし移動中、
車体を落としてキャスターに強い衝撃が加わった際などに
破損しやすい部位となります。

当店では組み付けの際に、
お客様へ取り扱い方法と注意喚起を行っております。
この部分はお客様のbirdyの車体重量や仕様、
輪行などの転がし移動を行われる路面状況を加味して
「組み付けるキャスターの直径を大きい物への変更」
「円筒型の台座延長部品を貫通するように
1本の長いキャスター軸へ交換カスタム」

などをご提案させていただいております。
上記をご検討のお客様はサイクルハウスしぶや店頭にて
お気軽にお問い合わせくださいませ。


キャスター台座の組み付けが完了したら
いよいよキャスター本体の組み付けです。

図の紺色矢印の順番にボルト→スペーサーと組み付けていきます。
台座への組み付け時にも先の作業と同様に
軸ボルト ネジ山に中強度ロックタイトを塗布してください。

この時、はみ出したロックタイトが
キャスターのベアリング側に付着しないように
必要に応じてはみ出したロックタイトを拭きとってください。
ロックタイトがキャスターの回転を妨げる症状の予防となります。


台座の組み付けが完了したら最後リアフレームに
エラストマを組み付け直していきます。

組み付けの際には取り外しの時と同様にエラストマ内部の
軸ボルトへも工具をかけていただくことで
より確実に黄色〇印ナイロンナットの固定が可能となります。
エラストマや台座にガタツキが無くなるまで
しっかりと締め付け固定を行ってください。

この時、黄色〇印のナイロンナットのナイロンロック部分が
確実にボルト軸をとらえるように必要に応じてスペーサーを
取り除くなどの調整を行ってください。

オーダー塗装や車体個体差によって
キット同梱ボルトの全長が不足する場合には
誠に恐れ入りますが組み付け作業を行われる
軸長の長いボルトを別途ご用意願います。

以上で

【Multi-S】
~Multi Purpose Ezy Carry~

の組み付け方法のご案内は終了となります。
普段、今回ご紹介したような部分に注意しながら
組み付け作業を行わせていただいております。

当店のカスタム作業を前向きにご検討いただける際には
所有される車体と一緒に是非、お気軽に遊びにいらしてください。

また
当サイクルハウスしぶやでは
過去、様々なオーナー様たちから
頂戴した様々な修理、カスタムの
ノウハウを活かしまして

この度、
【Shibuya Customized Project】
と題しまして
birdyシリーズ最軽量モデル
birdyAir(エアー)
をベースにカスタマイズした
プロジェクト第一段のモデル

【Birdy Air PROG(プログレス)】

《折りたたみ自転車&電動アシストミニベロ専門店》

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住所: 東京都葛飾区お花茶屋1-26-2
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