【birdy × 修理】
この度は傷んだホイールベアリングの
交換修理をさせていただきました。
2014年頃のClassicモデルの
当店ラストの「キャンディレッド」を
納車させていただいてから時が経ちまして
車体の要所、要所に差し込まれた赤色のパーツ
登坂も視野に入れた前ギア44T仕様
18→20へのホイールインチアップに
shimano ULTEGRA R8000による
ギア選択肢の拡充と
カスタムも非常に充実しております。
今回いただいたご相談は
前輪の・・・
この中☝
走行時の回転力、スピード維持の要となる
「ベアリング」
を交換させていただきました。
ホイールの回転軸周りは
ザックリ分けると
「カップ&コーン」
と
呼ばれる方式のものと
「シールドベアリング」
と
等と呼ばれる方式のものがございます。
今回は「シールドベアリング」の方の修理となり
上の画像のような工具達を用いて作業します。
ご相談に車体をお持ち込みいただいた時には
前ホイールの横方向、回転方向と直角に
明確にガタツキが発生しておりました。
慎重に分解を行ってみると
ベアリングの受け皿側(ハブ側)にダメージは無く、
ベアリング本体が潰れてしまっている状態でした。
取り外しベアリングから型番を確認しつつ、在庫も確認
ホイールメーカーから補修用のベアリングのみでの入手が困難でしたので
当店のお付き合いのあるベアリング問屋さんへ
型番と細部を計測した情報をもとに探してもらったところ
同型のものを入手することができました。
今は修理納車後の経過観察に
ご協力いただいておりますが
その後、無事に
お楽しみいただけておりますでしょうか
お時間をいただいてばかりのもう一台も
入荷を待って作業を進めて参りますので
またお気づきの点などございましたら
お気軽にお申しつけくださいませ。
ベアリングなど
回転系の修理をご検討のお客様は
車体のお預かりが可能な際に
お気軽に店頭にお持ち込みいただけますと幸いです。
今回の修理も割とギリギリでしたが
メーカーからのベアリングの入手が出来なくとも
代品を用いてうっかり機能を回復させることが
出来る場合もございます。
※
このあたりの作業には
実際に車体自体を拝見させていただく必要がございますので
お電話やメールでのお問い合わせ、
お見積のご案内はどうしても出来かねます。
何卒ご了承願います。