EVA航空でCarrymeを台湾へ飛行機輪行した

こんにちわ、サイクルハウスしぶやの池添です。
先日、パシフィックサイクルズのディーラーミーティングへ参加する為、台湾に向かいました。初めて自分の自転車を海外へ、国際線で飛行機輪行したので、どのような方法で運んだかなどをお伝えできればと思います。
ディーラーミーティングのことは別でブログをまとめますので、お待ちを!


今回、飛行機輪行する自転車は、Carrymeです。
飛行機輪行は、国内線であれば、輪行袋でも意外と大丈夫でした。今年は飛行機で2回、徳島県と香川県に自転車を輪行袋で持って行きましたが、フレーム破損やブレーキレバーが折れるなどの大きな問題はありませんでした。※航空会社によっては損害保証無しの同意書にサインします

ただ、海外に持っていくとなると考えなければなりません。
Carrymeは飛行機輪行を想定したハードケースがあります。

こちらのハードケースは、カスタムしていないノーマルのCarrymeを入れる想定です。

対して、自分のCarrymeはハンドルカスタム、バッグアダプター、サドル、etcとカスタムしているCarrymeなので、大きすぎてこちらのケースには入りません。

 

そこで、ダンボールに収納するか?輪行袋でいくか?の二つから考えました。

ダンボールであれば、安心するが、渡航先でかさばる。輪行袋は不安だが、折りたたんで携行しやすい。このポイントで、悩みました。

結論、考えた結果、輪行袋で行くと決断しました。自宅から空港まで、現地に到着してからの組み立てや、その後の予定、帰路などなどを考慮し、身軽な輪行袋で行こうと決断しました。また、タルタルーガエンターテイメントワークスの吉松さんにもアドバイスをいただきました。

「エバー航空なら、輪行袋で十分だよ。」

台湾を知っている先輩の助言が、最終的なキメ手となりました。

普段は、大きめに作られているライトウェイトキャリングバッグを使っています。

これだけで、最初は持って行こうとしました。ただ、このペラペラ輪行袋で持って行き、現地に到着してから、輸送で自転車が破損し乗れないとなると、ただただ悲しいだけです。

そこで、このライトウェイトキャリングバッグに手を加えて持って行きました。

 

手を加える為に、用意したのは、以下の用品。

・バスタオル
・巾着袋複数
・養生テープ
・600Dの大型ボストンバッグ
・脱着式ペダル
・ライトウェイトキャリングバッグ

簡単にいうと

自転車本体<バスタオル < ライトウェイトキャリングバッグ < 大型ボストンバッグ

の順番にし、3層にして飛行機輪行しました。結論いうと行きも帰りも部品の破損、フレームの破損はなかったです。

では、梱包方法にいきましょう。
まずは、畳んでシートチューブに筒状の梱包材を取り付けます。そして、ブラケットブレーキ、クランク、キャスター部分、ステムに巾着袋を取り付けて行きます。損傷を防ぎたい場所に巾着袋で保護していきます。

 

このような形でベースを作ります。次は、全体をバスタオルで包みます。
包んだらバラバラにならないよう養生テープで固定します。私の場合は、2枚のバスタオルで包みました。



そして、その状態でライトウェイトキャリングバッグに収納します。

ここから最後に大型のボックス型のバッグに収納します。お気持ち程度に壊れ物のステッカーをバッグに貼りました。こちらのバッグとステッカーはAmazonで調達しました。まだ隙間があるので、ここに着替えの衣類やヘルメット、を詰めて隙間を埋めます。

これでパッキング完了です。あとは、壊れないよう祈り、チェックインです。

今回ご利用したEVA航空だと、事前にカスタマーサポートに自転車を持ち込みますと申請しておくと、荷物がスポーツ用品というカテゴライズになります。

重量超過の場合の1個あたりの料金 
●23kgより重く32kg以下の場合: 0.5個分の超過手荷物料金が適用されます。
●32kgより重く45kg以下の場合:3個分の超過手荷物料金が適用され、旅行前にエバー航空の承認を得る必要があります。
●45kgより重い場合:お預かり手荷物として承ることはできません

サイズ超過の場合の1個あたりの料金(サイズ=3辺の和(縦+横+高さ)に応じた大きさの基準)
●3辺の合計が277cm以下場合: サイズ超過手荷物料金はかかりません
●3辺の合計が277cmより長い場合:2個分の超過手荷物料金が適用されます。
●3辺の合計が292cmより長い場合:フライトの貨物室に積載できる場合にのみ承ります。


3辺の合計が277cm以下まで超過料金がかかりません。通常受託荷物だ158cm以内ですが、申請するとサイズがスポーツ用品サイズになります。EVA航空のウェブサイト上にも案内がありますが、事前に言っておくと当日のチェックインがスムーズかと思います。
話を聞くと、EVA航空は、1機につき最大5台までしか自転車は積めないと言っておられました。なので、予約したらすぐにサポートに問い合わせしたほうがよさそうです。日本支社のサポート窓口があるので、電話相談は日本語で安心でした。

無事に台湾につきました。組み立て後、部品の破損もなくホッといたしました。

台湾で作られたCarryme。そして、生まれた母国に里帰り。
現地で最初にペダルを踏み込んだ瞬間は、感動しました。

海外への飛行機輪行は、気を付ける注意点や手間がかかりますが、異国の地でのサイクリングは、大変魅力的です。
やってみましょう、海外への飛行機輪行。

トップニュース